デジタルハイパータスカー(Digital Hypertasker)が急拡大
Ernst & Youngが行った最新リサーチによると、急速に拡大しつつある新しい消費者グループ「デジタルハイパータスカー(Digital Hypertasker)」が消費者全体の24%を占めることがわかった。
グループの特徴
このグループは、様々なチャネルを通じてブランドとのエンゲージメントを蓄積し、常にショッピングをしており、一時的な関わりではなく継続的な関わりを模索している。価格や商品のスペックの比較よりもサービスや体験を重視し、商品開発プロセスへの参加や共創、カスタマイゼーション可能であることが重要であることが特徴として挙げられる。特に、15歳〜29歳の世代は、50代と比較して3倍以上コクリエーションに対してのエンゲージメントが強いことがわかった。
オムニチャネルでのマーケティング施策の重要性
次に、本レポートでは、急速に拡大するデジタルハイパータスカー層に対応すべく、オムニチャネルでのマーケティング施策の重要性を説いている。従来型のチャネル毎に最適化されたマーケティングではなく、様々なチャネルを活用したマーケティングを行うことが求められると主張している。