2016年7月15日、日本オラクル社において第3回となるOracle Marketing Cloudの日本国内ユーザー会が開催されました。今回はそのOracle Marketing Cloud ユーザー会の模様を共有してみたいと思います。

国内Eloqua導入企業を中心に100名以上の参加者

2年前に第1回が開催されたOracle Marketing Cloud 国内ユーザー会。当時の参加者は20名前後でした。 今回は、国内でのEloqua導入ユーザー企業とパートナー企業を中心に総勢100名以上の参加者となり、国内でのEloquaユーザー企業の拡大を実感できるイベントとなりました。 会場はセミナー形式となっており、開会のご挨拶の後に、日本オラクルのマーケティングクラウド統括本部営業本部長の塚越氏より日本オラクル社のマーケティングクラウドに対する取り組みや今後の組織体制に関する報告が行われました。
 
続いて、Eloquaユーザー企業の1社よりEloqua導入事例の共有のプレゼンテーションが行われます。法人向け研修事業のこの企業では、Eメールの活用本格化に際してEloquaを導入し、導入後1年でコンタクト件数が大幅にアップした成果が共有されました。
 
また、今後は自社独自のCRMシステムとの連携を模索しているとの意気込みも報告されました。

Eloquaの新機能紹介、開発ロードマップ

休憩をはさんで次のセッションでは、日本オラクル中嶋氏より、Eloquaの新機能の説明されました。 大きな変更点としては、プログラムビルダ機能が大幅アップデートされるとの報告がありました。これにより、簡単に・より速く・柔軟にデータ変更バッチやCRM連携が容易になるというユーザーメリットが力説されました。また、オラクル社が昨年買収した最適化ツール「Maxymiser」との連携開発が順調に進んでおり来年にはEloquaとmaxymiserの連携が可能になるとのお話も注目を浴びていました。

Modern Marketing Experience in ラスベガス開催報告

最後の弊社アンダーワークスより、2016年4月に行われたラスベガスでのイベント、Modern Marketing Experienceの開催報告を行わせていただきました。Markie Awaredsの様子も動画で紹介され、国内企業からMarkie Awardsの受賞企業を出していこうという機運が一層高まりました。
 

セミナー形式の各社のプレゼンテーションの後は、立食形式での懇親会が開催され、多くの参加者の方がそのまま参加しました。ユーザー企業同士、パートナー企業同士でのソーシャライズも活発に行われていた様子です。 日本オラクルでは今後もユーザー企業に対しての情報提供やイベント開催を積極的に行っていただけるということで、ユーザー企業各社の貴重な情報交換の場となっていきそうに感じられました。

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