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Webサイト内の複数のHTMLタグを統合管理するタグマネジメントツール

タグマネジメント(タグマネとも呼ばれます)は、自社Webサイト上の様々なアドテク・マーテクのHTML(Javascript)コードを一括管理し、マーケティング効果・運用効率を向上させるための取り組み・ツールを指します。

主なメリットは、タグの設置・変更・テスト・バージョン管理などが容易になる運用面、タグの読み込み速度を速くしてユーザー体験向上・SEO効果を得るなどのマーケティング面があります。

Webサイト上のHTMLタグが2-3個であった時には大きな課題にはなっていませんでしたが、最近では、様々なアドテク・マーテクを組み合わせてWebサイトの運営を行っているサイトが多く、その数は日増しに増えています。タグの数が20-30もあるというサイトも出てきています。

こうした、Webサイト上のタグを活用したマーケティングを容易にし、マーケティング効果を最大化しようという取り組みやツールを「タグマネジメント」「タグマネ」と称します。

増え続けるWebサイト内のHTMLタグ

Webサイトの運営を行っていると、様々な広告施策を行ったり、アクセス解析で効果測定を行うことが増えていきます。こうしたメディアやアドテク・マーテクを利用する際には、多くの場合、HTMLやJavaScriptの「タグ」を各ページに挿入します。

例えば、Google Analyticsでアクセス解析を行うには、

<script>
(function(i,s,o,g,r,a,m){i[‘GoogleAnalyticsObject’]=r;i[r]=i[r]||function(){
(i[r].q=i[r].q||[]).push(arguments)},i[r].l=1*new Date();a=s.createElement(o),
m=s.getElementsByTagName(o)[0];a.async=1;a.src=g;m.parentNode.insertBefore(a,m)
})(window,document,’script’,’https://www.google-analytics.com/analytics.js’,’ga’);

ga(‘create’, ‘UA-XXXXXXX-X’, ‘auto’);
ga(‘send’, ‘pageview’);
</script>

のようなJavascriptのコードをWebサイトの全ページに挿入する必要があります。

こうしたタグは、全ページに同じものを挿入する場合もあれば、コンバージョン計測等で使用するタグは特定のページに特定のパラメータとともに埋め込む必要があったりもします。

最近では、多くのサイトでfacebookなどのソーシャルメディアのシェアボタンなども実装されていますが、こうしたシェアボタンなどもタグを実装することで実現されています。

HTMLタグがサイト内にいくつかあるうちは、その管理も大して大きなものではありませんでした。しかし、最近では、「ソーシャルボタン」「アクセス解析」「広告流入計測」「コンバージョン計測」「レコメンドツール」「A/Bテストツール」「マーケティングオートメーション」など、HTMLタグの実装を前提としたツールを多く使う必要が出てきています。

タグマネジメントが解決する課題

タグマネジメントが解決する課題は大きく、運用面とマーケティング面の2つの側面があります。

運用面は、タグの設置・修正・テストなどの工数やリスクの削減です。

数千ページのWebサイトの全ページに新たなタグを手作業で行わなければならないとすると大変な労力です。タグマネジメントツールでタグ管理をしていれば、新しいタグを全ページに設置するといった作業は、タグマネジメントの管理画面から1度のコピー&ペーストで完了します。

また、タグはJavascriptを含むもの・顧客のクッキーやデータを管理するものが増えています。間違ったタグや変数でタグを実装してしまった場合には、単にエラーが出るといったミスではすまない場合も増えてきています。

タグマネジメントツールを使えば、公開されているタグは別にテストなども行えたり・バージョン管理などもできるようになっており、リスク回避にも活用できます。

さらに、HTMLタグが大量に実装されたWebページは、複雑なコードを大量にロードする必要があり読み込み速度に影響がある場合もあります。

読み込み速度の遅延は、Google等の検索エンジンでのランクにも影響を及ぼしかねません。タグ読み込みのスピードを向上させるためにタグマネジメントを利用するという側面もあります。

主なタグマネジメントツール

Google Tag Manager(Google)

タグマネジメントで最も多く使われているのがタグマネージャーでしょう。無料で利用を開始することができます。当面は、Google Analytics1つしか実装しないとしても、今後のタグ追加を見込んでGoogle Tag Managerでタグの実装を行っておけば、今後「リターゲティング広告を行いたい」「facebookからのコンバージョンをピクセルで計測したい」といった施策が必要になった時でも素早くタグの実装が行えます。
 

Yahoo! タグマネージャー (Yahoo!)

Yahoo!タグマネージャーは米国Signal社のSignal Tagがベースとなっているテクノロジーで、広告主であれば無料で利用を開始することができます。Google に次いで利用者が多いタグマネジメントかもしれません。
 

Dynamic Tag Managemt (Adobe)

Adobe Marketing Cloudの1つでAdobe社が提供しているタグマネジメントツールです。もともとSatelliteという企業のタグ管理ツールをAdobe社が買収して、Adobe製品として提供しています。Adobe AnalyticsやAdobe Targetなどを利用している場合には、Dynamic Tag Managementを利用するという場合も多いと思います。
 

Tealium (Tealium)

Tealiumは、タグマネジメント領域では異色のソリューションです。複数のHTMLタグを統合管理する機能はもちろん提供されていますが、メインとなるのは、タグの管理よりデータやテクノロジーそのもの管理・連携です。

例えば、Google AnalyticsのタグとレコメンドツールのタグをTealiumで管理します。すると、Google Analytics上で、特定のキーワードで流入(例えば、「デジタルマーケティング」というキーワード)した場合には、レコメンドツールで特定のポップアップを実行する(例えば、「デジタルマーケティングの新ソリューション紹介のポップアップ」)といった連携が可能です。

様々なHTMLタグを通じて、ツール内で起こるイベントを常時監視し、特定のイベントをトリガーに別のツールを実行させるといった「リアルタイムデータマネジメント」を実現しようとしているのがTealiumの大きな特徴です。

ツール管理からデータ管理・テクノロジー連携に向かうタグマネジメント

タグマネジメントの領域は、複数のタグを効率よく管理するという側面からデータ・テクノロジーの連携へと向かっています。

マーケティングテクノロジーが日々新しく生み出されていくなかで、単なるコードとしてHTMLタグの管理から、HTMLタグを通じたデータやテクノロジーの連携に注目がシフトしつつあります。

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