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CDN コンテンツデリバリーネットワークとは何か?では、昨今CDNにフリーミアムモデルや従量課金型のものが出始め、以前とは異なる導入メリットで導入が増えていることを解説した。
 
では、実際どのようなCDNサービスがあるのか。国内外でシェアが大きく主要なCDNを5つ紹介してみたい。


この記事は[2017/01/25]に公開した記事を[2023/01/23]に加筆編集しております。

Akamai

CDNといえばAkamaiというほどの老舗であり、世界最大のコンテンツデリバリーネットワーク。全世界のWebトラフィックの15-30%はAkamai経由だと言われている。超分散型アーキテクチャという独自のコンテンツ配信の仕組みとSLA100%という、ハイエンドなCDNサービスを提供している。
 
参考:Akamai Intelligent Platform の仕組みを理解する

Fastly

次世代CDNとして注目されるFastly。オープンソースのVarnishをベースに構築されており、これまでのCDNでは細やかな設定ができる。中でも注目されているのは、インスタントパージ/リアルタイムパージと言われる、一瞬でキャッシュをクリアする機能。従量課金型であり、一定量までは無料で利用できる。

Amazon CloudFront

Amazonが2008年に開始したCDNサービス。従量課金型であり、AWSプラットフォームでRoute53、CloudFront、ELB、EC2と同じプラットフォームで管理できるのは運用効率が良いだろう。

無料枠もあり、月額費用も10TBまで月額15円程度(東京リージョン)と完全従量課金だ。また、独自ドメインでのSSL設定やクッキーフォワードの細かな設定、ディレクトリによってオリジンサーバーを使い分けるなども細かく設定することができる。

国内のシェアは、2016年9月でAKAMAIと拮抗しており、Cloudfront経由のドメイン数がAKAMAIを超えるところまで来ている。

CloudFlare

フリーミアムモデルで無料で使えるCDNとして注目されているCloudFlare。有料版でも20ドル定額となっており、とにかく費用を抑えるという意味では大きな選択肢となるCDNサービス。CloudFlareの機能的な特徴は、SSLやDNSのサービスも無料で利用できるところだ。

国内でのCDNのシェアもCloudFrontやAkamaiと同程度までシェアを伸ばして来ており、個人のWebサーバーであっても導入できるCDNと言えるだろう。

CDNetworks

2000年に韓国での創業の老舗CDNサービス。2011年からはKDDIの出資を受け、KDDIグループとなっている。アジア最大級のグローバルCDNサービスを謳っており、アジア進出時のCDNサービスとして定評があるようだ。

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