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Tableau Conference On Tour 東京 | 2017 年 4 月 18 日 (火) ~ 19 日 (水)(4/17はプレカンファレンス)が開催されました。 今回はこのカンファレンスに参加してきたので、参加レポートをお送りしたいと思います。

Tableauカンファレンスとキーノート

ウェスティンホテルB1/B2を借り切ってカンファレンスは行われました。少々お値が張る価格帯ではありましたが、チケットも売り切れというとこは流石は時流にのったTableauといったところでしょうか。 弊社の担当者は4/17のプレカンファレンスより参加し、認定試験を受けていました(無事合格しました!)。

会場は、キーノートやセッションの他にTableauドクターや、ハンズオントレーニング、スポンサー出展と様々なコンテンツが含まれていました。また軽食や昼食の用意により、参加者同士のコミュニケーションが図られていました。

日本開催というところもあり、雰囲気としては概ね大人しめだったかな、という印象です。キーノートでは、Tableauから、Tableauがなぜ生まれたかという発端のお話や、Tableauでビジュアライズが可能になった根源的なロジックが話され、Tableauへの愛情を感じました…!
 

セッションからみるTableauの本質

Tableauセッションを聴講しました。内容は、「データの取得(収集/整形)」「ビジュアライズ」をセットで行ったという事例が多数を占めていました。(一部、追加要素で「従業員のマインド変革」というのもありました。)

当たり前といえばそれまでですが、TableauはBIツール(Business Intelligence tools)なので、取り込むデータを如何に作り上げるか、ということはセットで考えるべきです。弊社はTableau/DOMOを導入していますが、弊社内のデータはDOMOで表示させています。その際も元データが「どうなっているか?」「どうあつめるべきか?」というのは話題によくあがります。

一方、リアルな数字を見て会話が出来ることは、やはりビジネスにおいて非常に重要と感じています。今後も各企業へ導入が進む…というよりは導入されていることが前提になりそうです。
 

参考:Tableau/DOMOの比較

TableauとDOMOは人によっては同じ者と感じる方も少なくないと思います。誤解を恐れずに表現すれば、次のようになるかと思います。※あくまで個人的感覚
 
・Tableau:スタンドアローン型(サーバもあり)、いじれる範囲を考えるとプログラムをゴリゴリ書く方向け。
・DOMO:クラウド型、プログラムやRDBにあまり詳しくない(Excelグラフくらい)方向け。

いずれも優れたツールであるのは間違いないので、有効に活用したいところです。
 

テクノロジーもいよいよ現場に降りてきた?!

今回のTableauカンファレンスに参加して、強く感じたこととして、かつてテクノロジー系のカンファレンスはコアなプログラマーばかりだった印象ですが、今回はセッションの講演者が比較的現場よりの方が多かったという印象が挙げられます。「現場にどのように導入するか?」ではなく、「導入したものをどうのように運用するか?」ということに皆が困り、事例を集めに来ている、と言えるのではないでしょうか。

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