Eloquaでのグローバルキャンペーンを容易にする翻訳支援アプリをLionbridgeがリリース
マーケティングオートメーションツールのEloquaを活用して、グローバルなマーケティングキャンペーンを行っている企業は多いのではないでしょうか。
各国現地法人がそれぞれ自国の言語でEメールやランディングページを作成しているケースもあると思いますが、本社が共通のコンテンツを作成し、それを翻訳して展開したいといったケースもあると思います。
そのような場合、どのようにコンテンツ(アセット)の翻訳を行っているでしょうか。
EメールやランディングページのテキストをWordやエクセルにテキストとして貼り付け、各国の言語に翻訳をし、またEloquaにインポートするような運用は意外と時間がかかって大変だと思います。。
そうしたEloquaのコンテンツ(アセット)の翻訳業務を大きく改善するプラグインアプリが、翻訳テクノロジー・サービスで有名なLionbridge社から新たにリリースされましたので紹介します。
Eloqua導入前に知っておくべき10のポイント
Lionbridgeは翻訳テクノロジー・サービスにおけるリーディングカンパニー
Lionbridge社は、ローカライゼーションプロバイダーという位置付けで、Webサイトやマニュアル・仕様書などの翻訳、ソフトウェアのローカライゼーション、翻訳支援ツールを提供する、世界27各国以上に展開しているグローバルな翻訳支援企業です。
ソフトウェアやマニュアルなどの専門的な内容を多国語に翻訳するのは、言語の問題だけではなく、各国の法規制や商習慣などを考慮する必要があり、翻訳というよりローカライゼーションと呼ぶほうが適切です。
最近では、越境ECなどへの注目から、ECサイトを多言語に翻訳する支援などもニーズが高まっている領域だそうです。
また、単に翻訳サービスを提供するだけでなく、翻訳支援ツール(翻訳ルールを定めて、翻訳品質を一定に保つツールなど)などテクノロジーサービスなどを提供していることも特徴的です。
グローバルキャンペーン時にEloqua上からアセットの翻訳を管理
Lionbridgeの提供するプラグインアプリ(App for Oracle Eloqua)を活用すれば、Eloqua上で複数言語で展開するキャンペーン用のアセット(Eメールやランディングページ)を、Eloqua上から翻訳管理を行うことができます。
プラグインをインストールすると、翻訳にかけるアセット(コンテンツ)を選択し、それらを翻訳ジョブとしてLionbridgeの仕組みと連携させることができます。
現時点で対応している言語は、スペイン語、フランス語、イタリア語、日本語、ポルトガル語、中国語など9言語。翻訳中のアセットの進捗状況などもEloqua上から確認することができ、翻訳後のコンテンツはそのままEloquaからインポートすることが可能になります。
グローバルキャンペーンをEloquaで行っている企業にとって、翻訳業務の効率化にとても強力なツールとなりそうです。
関連サービス:Eloqua導入