前回『Excelをやめて「DOMO」を入れました』という記事を掲載したところ、殊の外、反応が良かったので二兎追ってみようというお話です。(尚、本記事の執筆者は前記事とは異なりまして、この但し書きは社内でDOMOが広がっているというアピールです。)
『「DOMO」をExcelの変わりに導入したと言うのはわかった、でも実際そこまで価値があるの?』と思われる方も少なくないようで、今回はDOMOで「リアルタイムに」「有機的に」データが見られるという実用的な例をお伝えしたいと思います。
<前提>
・20170608のDOMO記事掲載当日の夜
・DOMOダッシュボード(正確にはページというカードが集まったところ)だけを見た
・見たカードは3枚だけ
という状態から、DOMOのページを見ただけで、20〜30分で行った考察の流れです(尚、画像は20180609(翌日)の昼の状態です) 。
まずはヒートマップを見てみた
このヒートマップはデジタルマーケティングジャーナル(以降DMJ)の来訪歴です。 ヒートマップで濃いところが、多くの来訪があった箇所です。 記事更新直後から来訪が多い事がパッとわかります。 これまで幾つか記事を書いてきた中で、この濃さは異例です(こちらは2週間分のヒートマップなのですが、過去にこの濃さはなかった)。
しかも、DMJは通常、平日の営業時間の来訪が多いので、夜中の来訪というのも異例です。 『ものすごく反応があった!』というのがまず分かるわけです。
次いでもう一つのヒートマップを見てみた
このヒートマップは弊社アンダーワークスのコーポレートサイトの来訪歴です。 こちらもヒートマップで濃いところが、多くの来訪があった箇所です。 弊社のサイト構成上、DMJからコーポレートサイトへ流入されることも多いので、 DMJの濃さと概ね比例しています(勿論コーポレートの方が若干薄い)。 今回DOMOの記事更新と共に沢山の方がコーポレートサイトにも来訪頂いていることがわかります。 そして、こちらも夜中や翌朝まで来訪頂いているので、この意味でも異例です。
という具合に、2枚のカードを見るだけで、DOMOの記事の異例具合がパッとわかりました。勿論ここまでをGA上やExcelで作ることも出来ますが、作ったり、探しに行ったりしなければなりません。DOMOではカードとして用意しておくだけというのはやっぱりすごいです。
最後にグラフを見てみた
これはDMJの記事更新とPageviewを表現したカードです。 青三角が記事更新があったタイミング、緑棒がPVです。 これを見ると、4月半ばに一度大きい山があり、その後はコンスタントなPVです。(記事とPVの前提条件的に見てみてください)
3つのカードから分かる(2つの意味での)DOMOのすごさ
これら3つのカードから、DOMO記事更新後に、次の事が推測できます。
・記事をコンスタントに出していたが、DOMO記事は異例の濃さである(ヒートマップ)
・PV上は、DOMO記事が抜きん出ているという訳ででもない(グラフ)
→4月には回遊者を刈り取っていた可能性があり、その意味で、今回異例の濃さを叩き出した記事の中身がすごいのでは?
というわけで、記事の中身を確認すると、次の事が推測できます。
・実際の当事者の苦悩(=読者の苦悩)とした切り口の記事
・文体が柔らかいく自分視点
・文章がきちんと説明するほどの長さ。
→これまでは文章長すぎると離脱するでしょという不文律だったけれども、最早長さとか関係ない(むしろ適度な長さはお得感かも?)。ということはアタリマエのことですが、コンテンツマーケティングの基本に立ち戻っても、読者目線の記事がやっぱりウケる!
ということを、記事公開後数時間。ページを見てから20〜30分で行きつくことが出来ました。 やっぱりDOMOすごい!
勿論、読者目線は日々変化するから、日々どころか時間単位でウォッチ出来しなければなりませんが、それすらもDOMO可能とするので、DOMOはやっぱりすごかった!
※本記事ではBIツールの代名詞でDOMOと記載しているとご理解ください。
データが見える事で、色々なメリットが享受できます。弊社では壁一面のモニターにDOMOのデータを表示して毎日確認しています。
社内見学会も随時実施しておりますので、お気軽にお問合せください!
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