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  • 知ってて当然? デジタルマーケティングに関わる略語集のまとめ

 
デジタルマーケティングに関わる仕事をしていると、共通言語としてアルファベット2文字、3文字の略語を頻繁に耳にします。例えば、CVR、CRM、CDPなど。どれもCで文字が始まっていますが、意味は全く異なります。
 
初めて耳にしたアルファベットの略語が、あまりにも自然に話されていると、意味がわからなくても恥ずかしくて質問できないですよね。「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」ということわざがありますが、ついつい一瞬の恥ずかしさを乗り越えられず「後者に該当してしまう方」が、略語を理解できるように、担当者別略語集としてまとめてみました。

広告運用担当者向け略語

PV(ページ・ビュー)

PVとはWebサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、Webサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標です。

 

IMP(インプレッション)

IMPとはWebサイトに訪問者が訪れ、広告が1回表示されることを1インプレッションといいます。

 

UU(ユニーク・ユーザー)

UUとは決まった集計期間内にWebサイトに訪問したユーザーの数を表す数値です。 集計期間内なら同じWebサイトに同じユーザーが何度も訪問した場合でも、1UUとしてカウントされます。

 

CPC(コスト・パー・クリック)

CPCとはクリック課金型広告の効果をはかる評価指標で、クリック1回あたりの料金のことです。クリック単価とも呼ばれます。 

 

CTR(クリック・スルー・レート)

CTRとはクリック率のことです。 広告が表示された際のクリックされる割合を表します。 クリック数÷インプレッション数で算出できます。

 

CV(コンバージョン)

CVとはWebサイトにおける目標の達成を指します。ECサイトであれば商品の購入、企業サイトであれば資料請求などが相当します。  

 

CVR(コンバージョン・レート)

CVRとはWebサイトへのアクセス数(ページビュー、またはユニークユーザー数)のうち、コンバージョン(商品購入、資料請求、会員登録など)に至った割合です。  

 

CPA(コスト・パー・アクション/アクイジション)

CPAとは1件の成果獲得(CV/コンバージョン)にかかるコストで、顧客獲得単価のことです。

 

CPO(コスト・パー・オーダー)

CPOとは 新規顧客に商品を購入してもらうために、1件あたりにかかった広告費用を指します。 新規顧客の獲得単価とも言えます。

 

VTC(ビュー・スルー・コンバージョン)

VTCとはイメージ広告(バナー広告)で、表示されたがクリックしなかったユーザーが、30日以内に別のルートでコンバージョンページに辿り着いた数です。

 

DSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)

DSPとは、複数のアドネットワークや、複数のアドエクスチェンジに広告配信を行なう、広告配信最適化プラットフォームです。SSPと接続することで、広告配信が可能です。  

 

SSP(サプライ・サイド・プラットフォーム)

DSPとは逆に、媒体側の収益を最大化させるためのプラットフォームのこと。

 

DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)

DMPとはインターネット上の様々なサーバーに蓄積されるビッグデータや自社サイトのログデータなどを一元管理、分析し、最終的に広告配信などのアクションプランの最適化を実現するためのプラットフォームのこと。
自社データ統合プラットフォームのプライベートDMPと区別し、「パブリックDMP」ともいう。

 

SEO(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)

検索エンジンでユーザが検索を行った際に、その検索結果の上位に自社のWebサイトを表示させるための施策のことです。

インフラ担当者向け略語

CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)

CMSとはWebサイトの制作や運営が簡単にできるシステムのこと。特徴として、Webサイトの管理者でなくても修正や追加、削除が簡単にできること、Webサイトを運営しているサーバー上で直接更新するため、すぐに結果が反映されること、コスト削減が図れることなどが挙げられます。

 

DAM(デジタル・アセット・マネジメント)

DAMとはデジタル化された写真や映像素材を“資産”として管理し、最大限に活用するためのシステムのこと。「素材管理システム」「メディア・アセットマネジメント・システム」などとも言われます。

 

CDN(コンテンツ・デリバリー・ネットワーク)

CDNとはWebサイトや動画ファイル、またはプログラムのファイルなどを、インターネット上の地理的により近い地点に設置されたサーバーやネットワークから配信するための、技術やサービスの名称です。

 

ERP(エンタープライズ・リソース・プランニング)

ERPは日本語では統合基幹業務システムと呼ばれます。企業活動で発生する様々なデータの基幹となるシステムで「人材、資金、設備、資材、情報」などを統合的に管理・配分し、業務の効率化や経営の全体最適を目指す仕組みを意味します。

 

DNS(ドメイン・ネーム・システム)サーバー

DNSサーバーとは、ドメイン・ネーム・システム(Domain Name System)の略で、ドメインとIPアドレスをリンクさせるためのもの。インターネット上で個人を特定するためのものとして非常に重要な役割を持つ。そのため、現在のインターネットを安全に利用する上で必要不可欠なシステムです。

 

ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービス

ASPサービスとは、インターネットなどを通じて遠隔からソフトウェアを利用させるサービスです。従来はソフトウェアを購入して手元のコンピュータに導入(インストール)しなければ利用できませんでしたが、ASPサービスでは登録された利用者などにインターネットなどの通信ネットワークを通じて利用時に動的にソフトウェアを配信します。

 

B2Bマーケティング担当者向け略語

ABM(アカウント・ベースド・マーケティング)

個人ではなく、企業を特定しターゲット設定するマーケティング概念です。 ABMソリューションには、通常、企業が顧客や見込み客に対する進捗状況を特定、および測定するためのテクノロジーと企業情報が含まれています。

 

CRM(カスタマー・リレーションシップ・マネージメント)

CRMとは顧客との良好な関係を構築し、顧客価値を高めるためのマネジメント全体や顧客情報管理システムです。

 

SFA(セールス・フォース・オートメーション)

営業個人の持っている案件情報や営業履歴等をシステムに入力することで、全社的に情報共有し企業全体の営業活動の糧にしてオートメーション化する営業管理の手法や営業管理システムのことです。

 

MA(マーケティング・オートメーション)

マーケティングの各プロセスおけるアクションを自動化するための仕組みやプラットフォームのこと。「メール配信」「セミナー管理」「Webアクセス履歴」「フォーム機能」「リード管理」「スコアリング」など、マーケティングのアクションが集約されたプラットフォームのことです。

 

CDP(カスタマー・データ・プラットフォーム)

CDPとは行動データなども含む様々な顧客データを一元管理し、なんらかのキー・識別子で顧客(人)ベースでデータが統合されているデータベース。色々なマーケティングツールから参照されてマーケターがマーケティング施策実行に活用できるプラットフォームです。

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