あけましておめでとうございます。 本年も何卒デジタルマーケティングジャーナル(DMJ)にご愛顧頂けますようお願い致します。
本記事では、デジタルマーケティング(ジャーナル)界隈の2019年をランキング形式で振り返ってみようというものです。DMJでは、各記事ごとの数値を取得しております。今回は『PV』と『Facebookいいね』のランキングを見てみましょう。
記事のPVで振り返る2019年
第一位:静かに再ブーム?2019年のオウンドメディア
2019年の始まり頃に投稿した記事です。2019年には改めてオウンドメディアがブームになるのではないか、と予想しました。 一方でオウンドメディアも成熟感があると感じています。一部の古のオウンドメディアがメディア運営を止めるなどもちらほら出てきていて、ニュースになっていたりもします。 もしかしたらオウンドメディア運営の方が行き詰まりを感じて来訪した、という可能性もあるかもしれません。
第二位:企業の興味が丸わかり?〜US先端トレンド・インテントデータとは〜
「インテントデータ」という言葉を耳にしたことはありますか?実際の出自は少し前になるのですが、デジタルが進化している昨今、再び注目されているものです。記事にもありますが、インテントデータを一言で表すと、「顧客の興味・関心事項を特定するデータ」となります。 かつてのWebサイトでは、顧客の興味・関心までは推測することは出来ませんでした。これは、どちらかというとリアルの世界で、接客している人が、表情・仕草・空気感でお察しするものでした。 それがデジタル進化した今では、デジタル上で顧客の気持ちをお察しすることが出来るようになってきている、というものです。
第三位:Zoomを使って自社ウェビナー開催してみた
みなさんはWeb会議(テレカンファレンス・テレカン)は行っていますか?Web会議ツールも色々出てきており、Webex当たりが代表格でしょうか?一部Facetimeも含めて会話されることもあると思います。この記事では、そのWeb会議ツールを発展させて、ウェビナーを実施してみたという体験談になります。外資系ベンダーではウェビナーも多く行われていますが、まだまだ日本企業では浸透は今ひとつ、、、という感触でしょうか。ウェビナーはセミナーと異なり、リアルな接点がないところが要注意ポイントですね。
Facebookいいね数で振り返る2019年
DMJでは、記事ごとにいいねボタンを用意しています。こちらのランキングはそのいいね数を計ったものです(是非、記事にいいねしてくださいね!)
第一位:【マーテク比較シリーズ:CDP】Customer Data Platformとは?8つの製品を比べてCDPを理解する。
栄えある一位はCDPの記事です。2019年はアンダーワークスでもCDPに力を入れていて、CDPベンダーのインタビューという連載記事も掲載しています。CDPという言葉もそろそろ市民権を得てきてはいると思いますが、実態のところがまだ今ひとつわからない・・・という方もいらっしゃると思います。 この先CDPを構築することがデファクトスタンダードになる見込みなので、ぜひとも知見としてインプットしておいてください。
第二位:Marketo外部システム連携 〜Salesforce x Sansan x FORCASをMarketoと連携する具体的な方法と手順を解説〜
2019年、ADOBEに買収されたことで、そのインパクトを増したMarketoについての記事です。しかも、Marketoの外部システム連携という非常にニッチな記事です。ですが、高いいねを獲得できたので、ニッチな記事も十分にお役に立てているんだなと感慨深いです。 MarketoとSalesforceの連携は、簡単にできると謳われているものの、その実、癖があります。その癖を乗り越えて設定できると、マーケティングとセールスの連携もうまくいく、というものです。
第三位:【海外最新イベントレポート】Oracle Modern Customer Experience2019@Las Vegas
珍しくイベントレポートがランクインしました。アンダーワークスでは、海外イベントの参加も積極的に行っているので、中々海外に出られないという方に高評価を頂いているのかな、と感じています。 元々はデータベース屋さんのOracleですが、近年はデジタルマーケティングにも力を入れています。このイベントでは、そんなOracleが次のステップとして、顧客を中心に考えていくんだ!という事を実感でき、世のデジタルマーケティングが顧客中心主義にシフトしていってる感覚を覚えます。これはCDPにも繋がる話ですね。
顧客中心(CDP)だった2019年、果たして2020年は・・・?
2019年の大きな話題は顧客中心主義(CDP)にあったのではないかなと思います。一方で、2020年に波がきそうなのが、個人情報の保護だと感じています。 既に施行されたCCPAなどGDPRが各国に波及しているなか、コト日本においてもリクナビ事件により、個人情報の保護(特にWeb上)がより一層強化される可能性が高まります。 個人の保護と、顧客を中心に据える企業と、そのバランスがより注視される一年になるのではないでしょうか。
それでは、本年も何卒よろしくお願い致します。