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  • 今日から説明出来る!「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」の違…

(2017年11月1日 → 更新: 2021年12月1日)

より良いWebサイトの制作を目的として、「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」という言葉の重要性は多く語られています。

しかし、「ユーザビリティの重要性はよく分かるけど、アクセシビリティは余裕があれば、で問題無いかな・・・」と、日々のWebサイト運用で時間も限られた状況では、このように放置してしまうことも多いのではないのでしょうか。

本稿では、具体的にこの2つの言葉にはどのような違いがあるのか、「ユーザビリティ」と「アクセシビリティ」は、本当に放置しても良い事柄なのか、考察してみたいと思います。

日本語訳では「使いやすさ」と「可触性」

2つの言葉は、日本語では以下のように翻訳されています。
・ユーザビリティ(Userbility):「使いやすさ」「使い勝手」
・アクセシビリティ(Accessibility):「可触性」「アクセス可能性」

つまり 、ユーザビリティとは「ユーザーの操作をいかに容易にし、Webサイトを利用する目的の達成が簡単か」を意味します。具体的には以下のような項目です。

  • ・ナビゲーションの使いやすさ
  • ・メニューやラベル名の見やすさ
  • ・問い合わせの見つけやすさ
  • ・入力フォームの入力しやすさ

一方、アクセシビリティとは「すべてのユーザーが情報に到達が可能か(目的を達成することが可能か)」を意味します。具体的には以下のような項目です。

  • ・サイト内のコンテンツにリンク切れを起こしていないか
  • ・文字サイズが小さすぎないか
  • ・識別のできる色のコントラストになっているか
  • ・キーボードからwebサイトが操作閲覧可能か フォームの入力が可能か
  • ・『全てのユーザー』には障がいがある方も含めて考えられているか

つまり、アクセシビリティが「ユーザーの目的達成」に対する実現可能性であり、「ユーザーの目的達成」の難易度の指標がユーザビリティとなるのです。

  • ・アクセシビリティ:乏しければそもそも全てのユーザーがアクセス不可能になる
  • ・ユーザビリティ:より目的を達成してもらいやすいWebサイトを実現する

図解の通り、アクセシビリティはユーザビリティの実現に欠かせない土台と言えます。

実店舗での買い物に置き換えて考える

ユーザビリティとアクセシビリティの違いは「実店舗に買い物に行く」ときと置き換えるとイメージがつきやすいです。

たとえば、あなたには前々から気になっていたアパレルのお店があり、初めてお店に行ってみるとしましょう。

ここでのアクセシビリティの問題:「お店へ辿り着けない・・・」

状況として、杖が手放せないおばあちゃんと一緒に洋服を買いに行くのをイメージしてみましょう。Webサイトで調べたところ、載っている情報は乏しく、かろうじて住所だけが分かる状態。とりあえず住所の近くまで行ってみますが、それらしきお店は見当たりません。

途中に小さな英語の看板があり、その案内先の小道を進みたいところですが、どうやら斜面の急な階段を登るようです。

果たして、目的達成は可能でしょうか?

ここでのユーザビリティの問題:「探している商品が見つからない・・・」

一方、ユーザビリティで考えると、そのお店の中で欲しかったネックレスを見つけるのが困難という状況をイメージしてみます。

・フロアガイドは英語のみ。なんとなく従って進むも、婦人服と紳士服にフロアが分かれておらずたどり着けない(分かりづらいナビゲーション)
・タグでサイズを確認すると、良く分からないヨーロッパサイズで表記されている(ラベル名が分かりづらい)

果たして目的達成は簡単でしょうか?

そして、上記のような購買体験をしたあなたは、またこのお店に再訪するでしょうか?他の人にオススメするでしょうか?

アクセシビリティ、ユーザビリティの実現は再訪問や良質なシェアに繋がる

道を歩くのに看板というナビゲーションがないと迷うのと同様に、Webサイト上でも正しいナビゲーションがないと、当然ユーザーは情報に辿り着けません。しかもWebサイトでは、ほとんどのナビゲーション情報はテキストと画像で構成されています。

そのため、障がい者、高齢者、使用言語、コンテキスト、利用環境やデバイスの違いを超えて、あらゆるすべてユーザーが一律に情報を取得できる環境を用意することで、Webのアクセシビリティは実現されます。

その上で、例えば「一貫性のあるナビゲーションや、わかりやすい見出し、入力項目が最低限のフォーム画面、リンク先コンテンツが予測できるボタン」など、ユーザーが目的を達成しやすくすることが、ユーザビリティの高いWebサイトとなり、結果的に質の高いユーザー体験、再来訪に繋がるのです。

ここでご紹介したような「Webアクセシビリティ」の詳細、基本に関しては、以下の記事でご紹介しています。合わせてぜひご一読ください。

Webアクセシビリティとは?基本を理解するための5つの質問【前編】
https://dmj.underworks.co.jp/2017/08/29/web-accessibility-5questions-part1/

Webアクセシビリティとは?基本を理解するための5つの質問【後編】 
https://dmj.underworks.co.jp/2017/09/05/web-accessibility-5questions-part2/

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