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Webサイトリニューアル始動!

アンダーワークスは、この度、Webサイトのリニューアルプロジェクトを2025年6月にキックオフしました。2026年3月のリニューアル完了を目指し、未来を見据えた新しいデジタル体験の提供を目指します。

 

本記事では、リニューアルプロジェクトの背景、私たちが目指すビジョン、そしてそのコンセプトである「運用しないWebサイト」が実現する世界観についてご紹介し、デジタルマーケティングの最前線を走り続けるアンダーワークスがクライアントの皆様に提供する価値を再定義するプロセスの一端をお伝えします。

 

※弊社サイトページ一例

 

既存サイトの課題とリニューアルへの想い

現在のWebサイトは、数年前のリニューアル時にリード獲得を主目的として設計され、その役割を一定程度果たしてきました。しかし、デジタル環境の変化と当社の事業成長に伴い、いくつかの課題が顕在化していました。

 

1. 複雑な運用プロセスと非効率な情報発信

現在のWordPressを基盤としたサイトは、コンテンツの予約投稿の不便さや、クラシックエディター前提のデザインによる操作性の悪さなど、日々の運用に多くの手間を要していました。特に、デザインパーツの反映には専門知識を要する作業が必要な場面も多く、迅速な情報発信やコンテンツ更新が滞りがちになるという課題を抱えていました。

 

2. モダン化が必要なインフラ構成と技術的限界

現状のWebサイトは、AWS上のWordPressを基盤としていますが、この構成は最新のWeb技術トレンドから見ると改善の余地があり、より柔軟で拡張性の高いインフラへの移行が求められていました。特に、コンテンツのデプロイや、新しい技術導入を試すための開発環境の不在は、継続的な技術革新を阻む要因となっていました。

 

3. 企業方針の変化に対応するWebプレゼンスの確立

デジタルマーケティング分野に特化したコンサルティングファームであるアンダーワークスは、近年、「AIネイティブカンパニー」としての変革と「グローバルマーケティング推進」を重点方針として掲げ、事業の軸足を大きく変容させようとしています。しかし、現状のWebサイトでは、これらの新しい企業方針や、当社のユニークな企業文化、そして技術的な先進性が十分に反映しきれていません。特に、グローバル展開を視野に入れた英語コンテンツの不足は、Webサイトが果たすべき役割を拡大する上での喫緊の課題でした。

 

これらの課題に対し、私たちは単なるデザインの刷新に留まらない、Webサイトのあり方そのものを変革する抜本的なアプローチを決定しました。代表の田島は、「Webサイト運用にかかる労力を最小限にし、常に新しい挑戦を試みる先進的なインフラ構成を目指したい」と語り、今回のリニューアルを通して、AI時代の新しいWebサイトの世界観を提言したいと考えています。

 

 

アンダーワークスが描く、次世代Webサイト運用の未来

今回のリニューアルで私たちが目指すのは、運用効率の最大化と自動化の追求です。日々のWebサイト運用にかかる人的リソースを最小限に抑え、より本質的な業務に注力できる環境を構築します。そのための具体的な対応策は以下の通りです。
 
・ヘッドレスCMSへの移行: コンテンツ管理システム(CMS)とフロントエンドを分離することで、デザインとコンテンツの独立性を高め、柔軟な運用を可能にします。これにより、レガシーなWordPressやAWS環境からの脱却を図り、よりモダンなインフラへの移行を実現します。

 

・コンテンツ作成のAI活用と自動投稿: コンテンツ作成の一部をAIに任せることで、人間はより創造的な業務に注力できます。AIが生成したコンテンツは自動的にCMSに格納され、公開までの一連のフローを効率化します。将来的には、AIによるコンテンツ公開前のチェックなども視野に入れています。

 

 

「運用しないWebサイト」が実現する世界観とは?

今回のリニューアルコンセプトである「運用しないWebサイト」は、単に運用負荷を下げるだけでなく、本来の目的である「コンテンツの質の向上」や「新たな価値創造」にフォーカスするためのものです。私たちは、この「運用しないWebサイト」を実現するために、以下の方向性でシステム構築を検討しています。

 

AIが扱いやすいデータ構造でのコンテンツ管理: AIによるコンテンツ生成や最適化を前提とし、AIが理解しやすいデータ構造でコンテンツを保持することを重視しています。これにより、AIがコンテンツのインプットとして活用され、執筆支援を行うことを可能にします。

 

非エンジニアでも使いやすいCMSの利用: コンテンツの作成・編集・管理は、非エンジニアでも直感的に操作できるCMSを利用します。これにより、誰もが簡単にコンテンツを更新できる環境を構築し、コンテンツ更新のリードタイムを大幅に短縮します。

 

コンテンツ自動入稿とバックアップ体制: AIが生成したコンテンツは、API連携を通じて自動的にCMSに格納されます。さらに、万が一の事態に備え、コンテンツはバックアップとして保持されることで、データのポータビリティと安全性を確保します。

 

この「運用しないWebサイト」の世界では、コンテンツ作成者は創造的な執筆に専念し、Web担当者は戦略的な視点からサイト全体の改善に取り組むことができます。煩雑な技術的作業から解放され、より本質的な業務に集中できる、これこそが私たちが目指す新しいWebサイト運用の形です。

 

リニューアルを通して目指すもの

Webサイトは、アンダーワークスがどのような会社であるかを外部に伝える重要なチャネルです。今回のリニューアルでは、当社の専門性、先進性、そしてユニークな企業文化を最大限に表現するWebサイトを目指します。

 

私たちは、デジタルマーケティング運用全般における新しいチャレンジに取り組んでいることを、Webサイトを通じて積極的に発信していきます。また、ヘッドレスCMSやAIを活用した自動化など、まだ取り組みの事例自体が少ない領域にも積極的に踏み込むことで、その知見を蓄積し、皆様のビジネスのデジタル変革にも貢献したいと考えています。

 

アンダーワークスでは、お客様のビジネス成長を加速させるためのWebサイトリニューアルソリューションを提供しています。現在のWebサイトに課題を感じている方、最新のテクノロジーを活用したサイト構築にご興味をお持ちの方は、以下のサービス詳細ページをご覧ください。
 
Webサイトリニューアルソリューションの詳細はこちら

 

プロジェクトの進捗と今後の展望

2025年6月にキックオフした本プロジェクトは、2026年3月のリニューアル完了を目指し、現在、ヘッドレスCMSの選定やあるべき運用フローの策定などを進めています。今後も、プロジェクトの進捗状況や、私たちが直面する課題、そしてその解決策などを定期的に発信していく予定です。

 

今後のアンダーワークスのWebサイトにぜひご注目ください。

 

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