Webガバナンス
Webガバナンスとは
企業サイト、製品サイト、ソーシャルメディアなど、企業が運営するデジタルメディアの数は日に日に増しています。
運営担当者・運営部署が異なる多くのWebサイト含むデジタルメディアが濫立すると、それぞれがバラバラに運営され、顧客体験の観点から全体最適が課題となります。 こうした多くのWebサイトをどう管理・統括していくのかを、Webガバナンスと呼びます。Webガバナンスは、「権限」「ルール」「仕組み/システム」の3つから構成されます。
権限
-
Webガバナンス実行やWebサイトの運用管理を担当する組織体制の整備
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組織における責任区分や指示命令系統の設定
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必要な決済・承認権限の付与
ルール
- Webサイト/コンテンツ制作、運用管理に関わるルールを取りまとめたWebガイドラインの整備
- コンプライアンス、情報セキュリティやITセキュリティ等の全社規定の遵守徹底
仕組み/システム
- Webサイト/コンテンツ運用管理業務フロー設定
- コンテンツ/アセット管理アプリケーション導入
- インフラ(Webサーバー/ネットワーク)基盤整備



Webガバナンスプロジェクト施策例
Webガバナンスプロジェクトでは、あるべき姿に向けたロードマップ作成から、Webガバナンスを実行するためのチームビルディング、明文化された統一ルールとしてのWebガイドライン作成などを、主な施策として取り組みます。アンダーワークスでは、グローバル企業の現地法人を含めた、大規模なWebガバナンスの戦略立案・実行支援の豊富な実績があります。
あるべき姿に向けたロードマップの作成
- 現状のWebガバナンス状況調査
- 長期取組み方針方向性の検討
- 長期ロードマップ計画作成
- 短期取組み施策の内容検討
- 短期取組み施策の計画作成
各部署との情報共有/チームビルディング
- Webガバナンスプロジェクト取組前に、各部署とのコミュニケーション(プロジェクト概要説明)支援
- Webガバナンス実行委員会の立ち上げ支援
- 現地法人・事業部の課題ヒアリング、現状共有コミュニケーション支援
- Webガイドラインに対する要望・意見の吸い上げ
- 公布前Webガイドラインの各部署への解説
公式ガイドラインの策定・公布
- 現状Webガイドラインアセスメント(不足している内容や更新が必要な内容の洗い出し)
- Webガイドライン運用の課題の把握
- Webガバナンス方針、規定するルール検討
- Webガイドラインとしてとりまとめ(新規作成/改定/現地法人用英語版の作成)
- Webガイドラインの公布
Webガバナンスフレームワークの例
顧客接点(マーケティング施策実行)と品質/安全性/効率性の2軸において あるべき姿を描き、現状からのロードマップを策定。現状のステップの把握、ルール最適化モデルの決定を、フレームワークを利用しながら整理します。
Webガバナンス実行ステップモデル

Webガバナンスにおける「4つのステージ」

Webガバナンス定義と取り組みのゴール

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