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Webサイト運用に必要な14のAWSサービスを知ろう(前編)

Webサイト運用に必要な14のAWSサービスを知ろう(前編)

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DMJ編集部

AWSを使ってWebサイトを運用する

新たにWebサイトを立ち上げたり、既存のWebサイトを更新するときに、Amazon Web Service (以下AWS)による運用を検討したいとのご相談を多くいただきます。

その理由の一つに、AWSといっても次々と新機能が追加されるため、どの機能が必要かわかりにくいから、がありそうです。

本記事では前後編2回に分けて、Webサイト運用者が把握しておきたいAWSのサービスを14個ピックアップしてご紹介します。

本記事では、一般的なWebサイト運用を想定して、基本的機能を概要としてまとめています。そのため、AWSの魅力である柔軟な拡張性や様々なサービス連携については、本記事では触れていません。

もし、社内システムとの連携や、サービス関連系などカスタマイズについて知りたい!という場合には個別にお問い合わせください。

AWSサービスは増え続ける

2019年11月28日時点で、AWS マネジメントコンソールから確認できるサービス数は24項目、149サービスに及びます。この中には機械学習やブロックチェーン、衛星データ通信サービス(!)などもあります。

豊富な機能や新サービス追加のスピードもAWSの魅力ですが、すべてのAWSサービスに精通して使いこなす必要があるWebサイトはおそらく存在しないでしょう。必要な事に集中することもとても大事です。

(AWSコンソールより 2019年11月28日)

Webサイト運用に必要な機能

ビジネスとしてWebサイトを構築して運用するのに必要なAWSの基本機能は以下に整理されます。

1.サーバー機能

2.ストレージ&データベース機能

3.ネットワーク管理機能

4.権限&セキュリティ管理機能

5.システム管理機能

これらの機能を備えていれば、ほとんどのビジネス向けWebサイトに必要なスケーリングやセキュリティ、安定性などを提供することが可能です。しかしこれをAWSで実現する場合、複数のAWSサービスを組み合わせて使う必要があります。

今回は、サーバー機能、ストレージ&データベース機能、ネットワーク管理機能から6つを紹介します。

1.サーバー機能

EC2 -基本となるサーバー-

Webサイト運用の基本となる、いわゆるサーバー機能を提供します。

EC2ではLinux系各種OSやWindows Serverがパッケージとして提供されており、簡単にサーバーをセットアップすることができます。CMSなどのアプリケーションをインストールして利用する際にも、EC2にインストールしたOS上に行うことがほとんどでしょう。

サーバー管理のためのスナップショット(バックアップ)、静的IPの設定、外部環境からサーバーにアクセスするためのキーペア発行管理といったサーバーの基本管理もEC2で行います。

確かに最低限EC2を使えば、多くのWebサービスを立ち上げることが可能と言えます。しかしデータ保持やネットワーク安定運用、セキュリティなどのため、他のAWSサービスと組み合わせて使われることがほとんどです。

2.ストレージ&データベース機能

S3-静的ファイルの保存と利用-

画像や動画の他、バックアップファイルなどの静的ファイルを保存することができるストレージです。EC2にインストールしたCMSと連携して、メディアファイルを格納したり、バックアップデータを保管する用途として使います。

EC2のサーバーそのものにデータを保存することも可能ですが、ある程度大容量のデータとなるとファイル管理が煩雑になったり対応スピードが遅くなるため、よくS3が利用されます。

構築済みの静的HTMLファイルによるWebサイトがあれば、S3にファイルをアップロードして公開することも可能です。

RDS-データベース-

正確にはAmazon Relational Database Service (Amazon RDS) と呼ばれ、クラウド上にリレーショナルデータベースを構築、運用することができます。

既存構築済みのデータベースを移行したり、EC2上に構築したCMSのデータベースとして活用することができます。

EC2のサーバー上にもデータベースを構築することはできますが、S3同様にデータの規模やレスポンススピード向上のためにRDSを利用うするケースが多いです。

3.ネットワーク機能

VPC-仮想ネットワーク-

AWSアカウント上に構築する仮想ネットワークです。

AWS上に論理的に切り離された仮想ネットワークを構築して、アクセス権やセキュリティを管理しながらリソースを起動したり利用することができます。

複数のWebサイトを同じAWSアカウントで運用したり、パブリックサービスと社内向けのプライベートサービスなど、アクセスやセキュリティ、コストを切り分けて運用する必要がある場合に利用します。

CloudFront-コンテンツの分散配信-

CDN(Contents Delivery Network)サービスを提供します。ビジネス用途のWebサイトではほぼ必須の機能です。

Webサイトのデータを複数のポイントにキャッシュしてサーバーの代わりに提供することにより、コンテンツを効率的にユーザーに配布し、Webサイトのアクセス安定性や読み込みスピードを高めることができます。

また、ユーザーからのアクセスポイントを分散することにより、サーバーのネットワーク負荷を下げたり、DDoS攻撃などに対してセキュリティ対応力を高めることができます。

Route 53 -DNSの管理-

AWSで提供されるドメインネームシステムウェブサービス(DNS)です。

EC2に構築したWebサイトに対して、ドメイン名登録やDNSルーティングを行うことができます。

Webサイトにすでに取得しているドメインを設定したり、新たにドメインを取得する際に使います。

前編はここまで。クラウドと言えばAWSが市民権を得て久しいですが、AWS自体が進化しているので中々追いつくのも大変なことと思います。後編では、AWSの真骨頂であるセキュリティ管理やシステム管理について解説します。

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