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CDP(カスタマーデータプラットフォーム)

データ

CDP(カスタマーデータプラットフォーム)とは、部門やツールごとに分かれた顧客データを一元管理し、識別子をキーに顧客単位で統合するプラットフォームです。他のマーケティングツールとつなぐことで、施策の実行にデータを活用できるようになります。

概要

さまざまなマーケティングテクノロジーの導入が進んだ結果、データが分断され、個別最適にとどまるケースが多くなっています。データを一元管理し、顧客とのコミュニケーションを全体最適化するためのツールとして、CDPが必要とされています。

CDPは入れれば動くものではありません。どのデータを何のために統合するかを先に決めないと、つないだだけで施策に使われない基盤ができあがります。

各種ツールのデータをCDPへ収集し、顧客単位で統合して施策ツールへ連携する流れを示す図

CDPが備える3つの機能

製品によって実現の方式は異なりますが、CDPと呼ばれるツールは次の3つの機能を軸に構成されています。

コネクタによるデータの自動収集

さまざまなマーケティングツールに蓄積されているデータを、CDPに搭載されているコネクタ機能を設定することで自動的に収集できます。

顧客単位でのデータ統合

収集したデータに顧客単位で一意のIDを割り当てて統合します。顧客理解を深め、コミュニケーションの最適化につなげます。

アクションや分析のためのデータ連携

統合したデータをコネクタでMA・CRM・広告などの施策ツールや、BIなどの分析ツールへ連携し、データを活用した施策展開を実現します。

よくある課題

  • 匿名ユーザーとのコミュニケーションができていない
  • 組織とデータがサイロ化していて業務効率が良くない
  • データがツールごとに点在・分断されていて、データから顧客を的確に捉えられない
  • CDPを導入したが、使いこなせる人材が社内にいない
  • データは統合・蓄積できているが、施策に活かすための分析の知見がない
  • どのCDPを選べばよいか、比較の軸が分からない

アンダーワークスにおける支援実績

項目規模の目安
業種電子部品、精密機器、消費財、情報・通信など
継続支援の実績同一企業で7フェーズ・4年以上(CDP領域)
支援の範囲構想の策定と製品選定から、構築・運用の定着、周辺ツールとの連携まで
取扱可能な製品の例Treasure Data、Tealium、Lytics、Salesforce Data Cloud、Adobe Real-Time CDP、Snowflake、Databricks など
対象企業エンタープライズ企業が中心。国内および海外拠点を含む案件に対応
プロジェクト期間構築の着手から運用の開始まで半年から1年程度。要件やスコープにより変動します
グローバル展開本社・欧州・米国子会社の3拠点へ順に展開した実績

連続支援の値は、これまでに支援した案件のうち最長のものです。期間は対象とするデータの範囲と連携先の数によって変わります。

進め方

現状の把握から運用の定着まで、6つの工程で進めます。

以下は標準的な進め方です。すでに現状の整理が済んでいる場合や方針が定まっている場合など、プロジェクトのスコープとご要望に応じて、着手する工程も進め方も変わります。

STEP 01

現状把握

保有しているデータとその置き場所、部門ごとの利用状況を棚卸しします。識別子が何で、どこまでつながるかを確認します。

成果物:データ一覧、システム構成図、識別子の整理

STEP 02

活用構想の策定

統合したデータを何の施策に使うかを先に決めます。使い道が定まらないまま統合すると、つないだだけの基盤になります。

成果物:活用シナリオ、必要なデータの定義、優先順位

STEP 03

製品選定

活用構想に基づいて要件を整理し、中立な立場でCDP製品を比較・選定します。

成果物:要件一覧、製品比較表、RFP、選定報告

STEP 04

データ設計

収集するデータの項目、統合のキー、更新の頻度、保持の期間を設計します。同意の状態をどう引き継ぐかもここで決めます。

成果物:データ設計書、統合ルール、連携仕様

STEP 05

構築・連携

CDPの構築と、施策ツールおよび分析ツールとの連携を実装します。

成果物:構築、連携設定、動作検証の結果

STEP 06

運用定着

運用体制と役割分担を定め、施策側が自分でデータを使える状態にします。構想と実行の担当が分かれると、そこで止まります。

成果物:運用ルール、教育、活用状況のレビュー

CDP選定の判断軸

CDPは製品によって得意な領域が大きく異なります。既存のデータ基盤との関係、社内で担える運用の範囲まで含めて比較します。

判断軸見るべき点
データの持ち方自社のデータウェアハウス上で動くのか、製品側にデータを持つのか
収集できるデータの種類Web行動・購買・基幹・オフラインのうち、どこまで扱えるか
統合の方式決定的なキーによる統合か、推定を含む統合か。求める精度に合うか
連携先の範囲既存のMA・CRM・広告・BIに、標準のコネクタで接続できるか
リアルタイム性施策に必要な反映の速さが、製品の更新頻度で満たせるか
同意情報の扱い同意の状態をデータに引き継ぎ、対象から除外できるか
運用の担い手日々のセグメント作成と連携設定を、社内の誰が担えるか

上記は比較の枠組みを示すものです。実際の選定では活用構想に基づいて要件を整理したうえで、製品ごとに個別に検証します。

サービス

OUR SERVICES

サービスの特徴

幅広い製品知識

国内外のCDPを継続的にリサーチしており、Tealium、Treasure Data、Lytics、Demandbaseなど、目的に沿ったCDPを中立に選定します。製品の販売・再販を主収益としないため、製品ありきの提案をしません。

エンタープライズ企業への支援実績

企業規模が大きいほど保有するデータも多く、複雑になります。アンダーワークスのクライアントはエンタープライズ企業が中心で、データ量も連携先も多い企業のCDP導入を重ねてきました。本社での導入後に海外子会社へ順に広げた案件もあります。

構想から実行まで担当が切れない

CDPは活用の構想と実行の部隊が分かれると、そこでプロジェクトが止まります。構想のコンサルティングから、それを実現する実行支援までを一社で担います。同一企業で7フェーズ・4年以上にわたり連続して支援した実績があります。

関連テクノロジー

目的と運用体制に応じて、国内外の製品を中立に比較・選定します。CDPの選定はデータ基盤の構成と切り離せないため、データウェアハウスもあわせて検討の対象とします。

Treasure Data CDPLyticsTealium AudienceStreamSalesforce Data CloudAdobe Real-Time CDPDemandbaseSnowflakeDatabricksGoogle BigQuery

製品名のリンク先で、各テクノロジーの詳細と支援内容をご覧いただけます。 テクノロジー一覧を見る

よくあるご質問

CDPとDMP、MAは何が違いますか。
扱うデータと役割が違います。CDPは実名を含む自社の顧客データを顧客単位で統合する基盤で、DMPは主に匿名の第三者データを広告配信に使うものです。MAは統合されたデータを使って施策を実行する側にあたります。CDPは施策を実行するツールではなく、その手前でデータを整える基盤です。
CDPを導入すれば、データは活用できるようになりますか。
統合しただけでは使われません。実際に止まるのは、統合したデータを何の施策に使うかが決まっていないケースです。活用構想を先に固め、どの施策にどのデータが要るかを定義してから製品を選びます。
どのCDP製品を選べばよいか、判断基準はありますか。
データの持ち方、収集できるデータの種類、統合の方式、連携先の範囲、リアルタイム性、同意情報の扱い、運用の担い手の7点で比較します。判断軸は本ページの比較表をご覧ください。
すでにデータウェアハウスがある場合も、CDPは必要ですか。
必要になるかは、施策側がそのデータをどう使うかで変わります。既存のデータ基盤の上で動く方式の製品もあり、その場合はデータを二重に持たずに済みます。現状の構成を確認したうえで判断します。
導入後の運用は社内で回せますか。
運用の担い手を先に決めることが条件になります。日々のセグメント作成と連携設定を誰が担うかを設計段階で定め、教育と運用ルールの整備まで含めて支援します。

この前後で必要になること

CDPは単体で成果を生みません。関連するサービスをあわせてご覧ください。

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CDP(カスタマーデータプラットフォーム) × AI活用

統合したデータをAIで使える状態にする

セグメントの自動生成

行動と属性のパターンから、施策に使えるセグメントの候補を提示します。

名寄せの精度向上

表記のゆれや欠損を含むデータの突き合わせを補助します。

データ品質の監視

欠損・重複・異常値を継続的に検知し、統合結果の劣化を防ぎます。

次アクションの推定

統合された履歴から、顧客ごとに次に取るべき接点を推定します。

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