アンダーワークスに入社するまでの経歴を教えてください
アンダーワークスは、出向先を入れて3社目です。
1社目は、”取次”と呼ばれる出版物の専門商社に新卒で入社しました。ネット書店担当のバイヤーとして、これから売れそうな本と量を予測し、出版社から仕入れる仕事です。過去の売上実績や予約の状況から、この本は10冊、この本は10,000冊、と売上を予測して発注していく感じですね。兼務で営業もしていました。
私は私大文系出身なのですが、入学式で「君たちの99%は営業職で就職する」と言われたんですね。実際に就職活動が始まると、周りの多くは銀行や保険会社などの営業職を受けていたのですが、「何かを売る仕事をするなら、自分が実感を持って価値があると思えるものを売りたい」と思い、人生の節目で本に背中を押してもらう場面が多かったことから、本の業界を選びました。
2社目は、取引先の1つであった大手ITサービス企業で、出向という形で在籍しました。営業職として、直営ネット書店のWeb広告枠の企画・販売を行っていました。
どうしてデジタルマーケティングの世界に興味を持ったのですか?
デジタルマーケティングの世界にしっかりと足を踏み入れたのはアンダーワークスに入ってからですが、きっかけは、前職時代の経験です。
当時の出版業界は、町の書店の売上が厳しいなか、Amazonや楽天などのネット書店の売上が急拡大している時代だったんですね。たまたま配属がネット書店担当のバイヤーになったことで、「ネットで売上を伸ばしたいけどどうしたら良いか分からない」という出版社の方の声を沢山聞き、「デジタルを分かると、多くの人の役に立てそう」と思ったのが最初のきっかけだと思います。
その後実際に、取引先ITサービス企業のネット書店を運営する部署に出向しました。職種は営業だったのですが、Web広告枠の販売にあたり、Webページを訪問している人の属性などの分析に初めて触れ、データ側からアプローチするデジタルの面白さに衝撃を受けたのを覚えています!(笑)
様々なコンサルファームがある中で、アンダーワークスを選んだ決め手は何でしたか?
「中立的な立場で、本当にクライアントのためになることができそう」だと感じたことが決め手です。
前職もクライアントワークでしたが、基本的には自社サービスを販売することによってクライアントの売上を上げるというビジネスモデルで、もう少し踏み込んでクライアントのためになることがしたいと考えていました。
また未経験からコンサルタントを目指せることも大きかったと思います。
実際にアンダーワークスに入社してみて入社前とのギャップはありましたか?
2つあります。
1つ目は、ポジティブな方向へのギャップですが、想像以上に働きやすかったことです。私は、1社目が1,000人規模、2社目が10,000人規模の会社だったので、数十名規模(当時)の会社に入るにあたってはかなり不安があったんですね。ただ入社してみると、制度面・カルチャー・一緒に働く人の人柄、どれも自分にはフィットしていて、会社の規模と働きやすさは関係ないんだというのは発見でした。
2つ目は、入社から数年経った今だからこそより一層思うのですが「コンサルって大変」ということです。(笑) 入社前に「本当にクライアントのためになることをしたい」「自分で考えて自分の答えを出したい」と思っていた、まさにその通りのことを今しているのですが、そのためには学び続けること、正解のないことに答えを出し続けることが必要で、言うは易く行うは難しだなと日々痛感しています。(笑)
普段の業務内容・1週間のスケジュールについて教えて下さい。
現在は3つのプロジェクトを担当しています。
1つ目は、顧客データの統合・可視化による営業活動高度化およびデジタルマーケティングの施策実行支援で、現在は一部、中長期視点での戦略立案のお手伝いもしています。
2つ目は、新規リード獲得のための包括的なデジタルマーケティングの実行支援です。前年度に弊社で立案した戦略の実行フェーズで、コンテンツマーケティング、MA、広告、セミナーなどを組み合わせた施策実行と、KPI管理、獲得した新規リードの営業への連携方法などを検討しています。
3つ目は、オフィシャルWebサイトのCMS入れ替え・Webサイトリニューアルです。 現在は、プロジェクトの全体管理・品質管理とメンバー育成が中心業務です。
それぞれのプロジェクトごとに、毎週定例会・分科会があるため、それに合わせた社内MTGや、メンバーが作成した資料のレビューを行っています。 また社内活動として、新入社員向けのトレーニングや、1on1(面談)なども実施しています。
私は裁量労働制での勤務のため、自分のライフスタイルに合わせ、朝は7:00頃など早めに業務を開始し、特に忙しくなければ、16:00〜17:00など早めに業務終了する働き方をしています。
ちょっと疲れたな〜という日は業務開始を遅くしたり、予定がある日は早めに業務終了したり、自分のリズムで仕事ができるので、とても助かっています!(笑)
仕事において前の経験を活かせている点、新しく身についた点は何ですか?
前職の経験で直接的に活かせているものはあまりないのですが、前職時代もクライアントワークで、クライアントを訪問してお話してという日々だったので、どうしたらクライアントのためになるかを考える、クライアントと関係を築いていくことは、前職時代の経験がベースになっているかもしれません。
デジタルマーケティングの知識や、ツールの知識、コンサルタントとしての問題解決の仕方や、パワーポイントでの資料作成などは、入社してから身につけました。特にデジマは取り扱う領域が広く、今でも日々分からないことが沢山出てくるのですが、学び続ければなんとかなるもんだなと思います。(笑)
今の仕事のどんなところにやりがいを感じますか
自分がした仕事を通じて”信頼してもらえている”と感じている時、やりがいを感じます。
今後のキャリアパスや目標を教えてください
マネージャーとして、色々なテーマでプロジェクトを動かせるようになりたいと考えています。
クライアントへの貢献はもちろんですが、一緒に働くメンバーが成長できる、幸せになれることも同時に実現していきたいです。
また個のプロジェクトでできることにも限界があると思うので、組織全体のために、育成などにも携わっていきたいです。
どんなメンバーと働きたいですか?
今後アンダーワークスへの入社を考えている方に一言お願いします
チームとして、一緒に仕事を楽しめる、仕事を楽しもうというマインドのあるメンバーと働きたいかなと思います。
この記事をご覧頂いている方は、「コンサルタント」または「デジタルマーケティング」に少なからず興味があるんだと思うんですよね。人生においては、自分がやりたいと思うことをやるのが大事だと思っているので、「自分は何がやりたいんだろう?」をしっかり考えて、デジマやコンサルが「やりたい!」と思ったらぜひ飛び込んできてほしいなと思います。
M.K.さん、インタビューありがとうございました!
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