デジタルマーケティングジャーナルは、“マーケティングとCRMの明日を考える”をコンセプトに、デジタルマーケティングのトレンドや事例、テクノロジー、インタビュー、イベントなどを発信・紹介していくメディアです。
デジタルマーケティングの幕開け
マーケティングの世界にデジタルメディアが現れたのは今から15年ほど前の90年代後半です。“ホームページ”と呼ばれていた企業の自社デジタルメディアの立ち上げは、企業内の有志で行われ、その後広報部や情報システム部が運営を担っていきます。
当時このでデジタルメディアをマーケティングだと捉えていた方は少なかったのではないでしょうか。 2000年代に入り、ブロードバンドと検索エンジンが普及すると、消費者のインターネット利用が劇的に増加していきます。企業ホームページのコンテンツにも様々な部門が関わりはじめ、自社のホームページにもっと集客したい、とSEO対策やネット広告への出稿が注目を浴び始めました。“WEBマーケティング”という言葉が使われ始めたこの頃に、ようやくデジタルメディアがマーケティングと見なされ始めたと言えるのではないでしょうか。
“Webマーケティング”から“デジタルマーケティング”へ
アマゾンや楽天を中心にECサイトでの購買が定着し、Eメール配信やモバイルサイト、動画利用、システムによる自動更新などが徐々に浸透してくると、いつしかホームページという呼び名も、ウェブサイト、デジタルチャネルなどと呼ばれるようになりました。
そしてここ数年で普及してきたソーシャルメディアやスマートフォン、クラウドコンピューティング、ビッグデータ解析・・ 私たちは、今やっと企業が本格的にマーケティングをデジタルを中心に考えることができるようになった時代がやってきたと考えています。“Webマーケティング”という言葉も最近では“デジタルマーケティング”と呼ばれることが多くなってきました。
マーケティング変革の時代に向けて
それでは、デジタルマーケティングに本格的に取り組みたいという企業は、何を目指し、どこから取り組んでいくべきでしょうか。広告やウェブ制作、ソフトウェア、システム開発はその手段に過ぎません。
企業のCMOやデジタルマーケティング担当者は、先進的なテクノロジーや他社の事例、方法論などを参考にしながら、自社独自の戦略とテクノロジー活用を考えていかなければならい状況に直面していると思います。
私たちデジタルマーケティングジャーナルは、デジタルマーケティングに関する戦略、テクノロジー、事例、イベントなどの情報発信を行うことで、“デジタルマーケティング”による企業のマーケティング変革の支援をしていきたいと考えています。