- 某食品メーカー
- 食料品
事例概要
各グループ会社が運営する全40サイトでの、利用規約やプライバシーポリシーの有無や内容のバラツキを整備し、主に改定個人情報保護法に準拠した、グループ共通の利用規約、クッキーポリシーを日本語、英語にて作成しました。その後、各グループ会社のクッキー利用状況に合わせた修正を実施し、各グループ会社への展開までを支援しました。
課題
個人情報保護法の改定に向けプライバシーポリシー整備とグループ展開が急務
本社を含めグループ全体で40ドメインのサイトを個社毎に運営していましたが、プライバシーポリシーの提示方法にバラツキがあり、中には記載されていない企業もありました。本社広報部として、2020年の個人情報保護法の改定に向けて、プライバシーポリシー整備・グループ展開が優先度高としての課題でした。
解決策
1既存ポリシー調査
グループ全体の利用規約を整理し、バラツキを可視化
対象となる40サイトに記載されているポリシー、利用規約を調査し、任意のカテゴリー毎に記載されている内容を整理しました。サイト毎の記載内容のバラツキを可視化しました。
2利用規約、クッキーポリシー作成
グループ全体の共通雛形として利用規約を策定
GDPR、CCPAなどの法規制と自社で遵守できる項目や、更新などにかかる運用負荷などを考慮し、自社に合ったオリジナルの利用規約とクッキーポリシーを作成しました。
3グループ展開
サイト種別に応じて共通雛形に加筆修正し、各サイトの利用規約を策定
グループ全体の雛形作成後、各グループ会社で利用しているクッキーの違いに合わせたクッキーポリシーの修正や、運用しているサイト種別(コーポレートサイトや会員サイト等)の違いに合わせて利用規約を加筆修正しました。
成果
グループ全体に適用できる共通の利用規約を整備、展開
GDPR、CCPA、改定個人情報保護の対応は必須だと認識はしているものの、社内にノウハウがなく、部署としても人的コストが割けない中、グループ各社の利用規約の整備と改定、クッキーポリシーの新規作成ができて助かりました。