- 某総合電機メーカー
- 電気機器
事例概要
某総合電機メーカーの現地法人にてローカルのソーシャルメディアアカウントからユーザーに向けて情報発信を行う際に守るべき運用ルールをトレンド、各SNSの特徴や運用知見を踏まえて策定しました。
課題
異なる文化を考慮したSNSガイドライン策定の課題
ブランドコミュニケーションの課題として、各現法社員のSNS利用についてどのようにガバナンスを担保し管理すべきかが課題でした。ある国の発信は他国にとっては全く逆の意味を持つ場合があるなどレピュテーションリスクがある為、任意のレベルで規制を設ける必要があった。本社主導でソーシャルメディア運用ガイドラインの策定を進めていたが、海外の事情を踏まえた改訂や、海外ユーザーを意識したライティング、翻訳品質管理に支援を要していました。
解決策
1ソーシャルメディア運用ガイドライン改訂
海外の事情を踏まえて改定を実施
デスクトップ調査、過去の類似プロジェクトの事例や海外におけるソーシャルメディア活用経験があるメンバーの知見に基づき、すでに準備を進めていたドラフト版の項目に対して抜け漏れチェックや追記・修正を実施しました。
2英語への翻訳
海外の担当者を意識した翻訳・ライティング
日本人担当者向けのガイドライン原文からの翻訳では海外の担当者に意味が通じない場合や認識に齟齬が発生する可能性があることから、英語への翻訳を前提に日本語版ガイドラインをレビューし、海外の担当者が読んで違和感のない構成、語彙、表現や文体へ改訂しました。
翻訳後の品質管理
クライアントへの日本語版ガイドラインのレビュー・承認後、翻訳された原稿を海外の担当者が読んで違和感のない構成、語彙、表現、文体に修正し、オリジナル版(日本語版)と英語版の間で翻訳品質による相違やわかりにくさが発生しないよう品質を担保しました。
成果
現地担当者に定着しやすいガイドライン改訂
日本語版ガイドラインをそのまま翻訳しただけのドキュメントではなく、現地の担当者の視点及び現地の事情を踏まえて改訂を進めたことで、実際の運用においてガイドラインに対するポジティブなフィードバックをクライアントから得ることができました。