- 某電気機器メーカー
- 電気機器
事例概要
某電気機器メーカー(グローバル企業)におけるコンテンツ管理基盤(CMS)の刷新を進めるにあたり、運用効率、コストやグローバル展開のしやすさを考慮したパッケージ選定を実施しました。
課題
運用効率やグローバル展開を考慮したCMSに変更する必要があった
クライアントでは、現行のCMSに対して操作性の悪さ、レスポンス遅延や非効率な運用に対して社内からシステム刷新の要望が出ていました。また、次期CMSは、本社だけではなく子会社、海外現地法人のWebサイトも管理する統合基盤となることを要望されていました。
解決策
1トレンド調査
導入候補として相応しいパッケージの絞り込み
オープンソース、プロプライエタリのエンタープライズCMSパッケージの情報を広く収集し、最新のマーケットシェア、製品のアップデート状況やユーザー評価を取りまとめ、導入候補として相応しいパッケージの絞り込みを行うためのインプットを取りまとめました。
2現状把握と要件定義
次期CMSにおいて重視すべき要求事項を取りまとめ
ビジネスゴールに基づき、Webサイト運用において顕在化している課題と本来目指したい方向性を抽出し、CMSを刷新するメリットを洗い出しつつ、導入において重視すべき要求事項を取りまとめました。
3主要CMS製品の比較
各製品の機能評価を行い、最終候補を選定
トレンド調査結果と要求事項を突き合わせて主要CMS製品から候補となるパッケージを抽出、比較対象を絞込みました。また、CMS統合メリットがどの程度実現できるかの視点もふまえ各製品の機能評価を行い最終候補を選定しました。
成果
開発ベンダーに対し具体的な提案条件を示すことが可能となり、クライアントが求める満足度の高い提案を得ることが出来た
次期CMSに対する要求事項を詳細なレベルで洗い出してから選定候補を絞り込んだことで、開発ベンダーに対して具体的な提案条件を示すことが可能になり、開発フェーズ提案内容や見積もり精度が向上しました。これにより、クライアント側が求める要求が含まれた提案を得ることができた他、その評価も公正に行うことができました。