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Wiredによれば、シリコンバレーのスタートアップでは「ダッシュボード」と呼ばれるデータ共有がトレンドになっているらしい。 オフィスのトレンドは「クールな情報ダッシュボード」
 

(縦に設置されたPanic社のダッシュボード画面。毎日の収益成長率、会社のカレンダー、電子メールサポートを待つメッセージ数、アップル向け各ソフトウェアの進捗状況、地元バスの到着時間(従業員の退社時間のため)などをわかりやすく映し出している。Photo: Panic)

これは、様々なデータをリアルタイムに大画面スクリーンに映して全社でデータ共有を行うというもの。 「映画やドラマの世界みたいでかっこいー」と見た目のインパクトに目が行きがちだが、データドリブン事始めとしては実は非常に理にかなっているのではないか。 何しろ、データと一言でいってもたくさんの指標を様々なサイトにログインして毎日確認するのはなかなか大変なのだ。まずは、シンプルでもいいので全社員で同じデータを共有するということが可能になりそうだ。 国内ではまだまだこうしたダッシュボードサービス(いわゆるBIという意味でのダッシュボードは昔からあるが・・)は少ないようなので、米国のサービスをいくつか紹介してみたい。

データドリブンマーケティングを加速させるダッシュボード5選

DOMO

ダッシュボードサービスとしてはハイエンドサービスに近い印象。いわゆるBIのツールがSalesforceなどのサービスと連携するサービス。
 
dashboard-domo

 

tableau

こちらもBIツールの延長ツールとして、ハイエンドなサービスを提供しているダッシュボード。
 dashboar-tableau

 

Leftronic

Ducksboardと同じSaas型のダッシュボードサービス。とにかくデザインが洗練されており、管理画面もダッシュボード画面もかっこいい。連携できるツールも豊富な上、Zapierにも連携しているので、JSONとXMLでデータ連携をサーバーを介して・・・のようなことをしなくても自由自在にダッシュボードを作成できる。
 
   dashboard-leftronic

 

Gechoboard

こちらも上記2サービス同様Saas型。Zapierとの連携などはないもののカスタマイズデータをAPI経由で連携させる自由度は一番高そうだ。
  
 dashboar-gecho

 

オープンソースフレームワークDashing

ECプラットフォーム提供サービスのShopifyが公開しているオープンソースのダッシュボード用フレームワーク。Windows8風のデザインで、Ruby+Herokuで簡単にダッシュボードを作ることができる。ちょっとでもコーディングができるくらいのリテラシーがあるのであれば今日から無料でダッシュボードを使うことが可能だ。
  
dashboard-dashing

おすすめは、ノンプログラマーならLeftronic、RubyができるならDashingで構築

いくつものダッシュボードサービスを利用してみた結果、おすすめは2つ。ノンプログラマーならleftronicの無料バージョンで簡単にダッシュボードの価値をすぐに体感してみるべきだ。また、rubyを扱えるならDashingでheroku上に10分で公開できるDashingがおすすめ。こちらはガリガリ使っても無料だ。 Domo社の調査によると、Google Analyticsをチェックすべき担当者であっても毎日データを確認しているのは7人に1人程度だそうだ。これを機に、まずはデータを毎日みる習慣をつけてみてはいかがだろうか?
 
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