Webサイトからグローバル企業のニーズを的確に把握する「Visitor Queue」

BtoBにおけるデジタルマーケティング全般へのニーズは、コロナ禍で急速に高まっています。特にグローバル進出を検討している企業にとって、デジタルマーケティングの担う領域は、今まで以上に広がっていると言えるでしょう。これからデジタルマーケティングに踏み出す企業が重視すべきポイントは何かを解説すると共に、その一歩の支援に適したツールとして、本記事ではVisitor Queueをご紹介します。

グローバルなBtoBデジタルマーケティングの一歩とは

コロナ禍における急速なデジタルマーケティングの需要の浸透は、今までのマーケティング戦略のスタンダードを刷新しつつあります。BtoBにおいてもその流れは顕著ですが、これまでデジタルマーケティングを副次的なものとして扱ってきた企業のマーケティング担当者は、この変化に対して戸惑ってしまうことも多いでしょう。
　
マーケティングテクノロジー業界を見ればあらゆるツールやソリューションの選択肢があり、それらをどのように使うか判断するのは難しい状態と言えます。ことグローバル進出を視野に入れている場合は、国外の企業にどのようにアプローチするのが適切か、悩んでしまうのではないでしょうか。
　
グローバルでのBtoBデジタルマーケティング戦略を成功させるための一歩として意識してほしいポイントは、顧客ニーズを見極めることです。今、自社製品を求めているのは誰なのか、そしてそれはどんなニーズなのかを的確に把握することにより、それに基づいた打ち手を考えることができます。

そういったターゲットとなる企業の動向を探るためには、ABMを取り入れることが必要不可欠です。ABM（Account Based Marketing）とは、特定された企業や団体をターゲットとし、そのターゲットアカウントに対して戦略的なアプローチをするマーケティング手法を指します。より詳しい解説をご覧になりたい方は、下記の記事をご覧ください。
(参考：レベル別ABM実践 #1｜ABMのコンセプトを理解する)

　このABMを実現するツールとして今回ご紹介するのが、Visitor Queue（以下、VQ）です。VQは、ターゲットとなるアカウント（＝企業）を特定し、そのアカウントに属するユーザーのWebサイト上での動きを把握することができるツールです。

VQでアカウントの動向を可視化

VQは世界各国の企業データを網羅しているため、グローバル企業の自社製品・サービスへのニーズ把握に活用できます。
　
匿名ユーザーがWebサイトに企業や団体のネットワークを経由してアクセスしてきた場合、VQはIPアドレスのデータベースを利用してどのような企業や団体（アカウント）かを判別します。匿名状態のユーザーアクセスをアカウント単位で集計し、特定のアカウントが自社Webサイトのどのコンテンツにどのような頻度で訪問しているかといった行動データを取得することで、自社製品やサービスに興味・関心を持つアカウントを可視化することができます。
　
その他の特徴として挙げられるのは、初心者でもわかりやすいダッシュボードのデザインや、任意のリード情報だけ把握できる「割り当てルール」機能です。初めてABMに挑戦する担当者でも安心して使える設計であることが、VQの最大の魅力です。また、SlackやSalesforce、Google Analyticsといったツールとの連携も容易なので、導入難易度の低さ、使いやすさにおいては抜群のツールと言えるでしょう。

世界中のマーケティング担当者からの高評価

VQへの評価の高さは、世界最大のBtoBテクノロジーレビューサイト「G2.com」を見ても明らかです。2022年同サイトにてHigh Performersに選ばれたVQは、特に「使いやすさ」、「セットアップのしやすさ」、「サポートの充実度」の3点においてユーザーから高く評価されています。レビューを見れば、手頃な価格でWebサイトでの行動データを取得し得る高度なBtoBリード生成ソフトウェアとして、各国の企業のマーケティング担当者から頼りにされていることがわかるでしょう。
（参考：https://www.g2.com/products/visitor-queue/reviews）

グローバル企業のニーズを把握するならVQを

今回はグローバル企業のニーズを的確に把握するためのツールとして、VQについて紹介させていただきました。初心者でもわかりやすいツールという切り口で解説しましたが、VQはZapierでの連携機能を搭載しており、1,000以上のアプリと即座に連携することができるところも魅力のひとつです。すでに何かしらのアプリを活用している企業でも、既存のアプリと連携しながらスムーズに導入することが可能です。
　
デジタルマーケティングを基軸としたグローバル進出を検討している皆様は、VQを活用しつつ、Webサイトを介した顧客特定とニーズ把握から始めてみてはいかがでしょうか。
（参考：Visitor queueのHPはこちらです。）